FXとは >> 2010年01月
外国為替取引の基本的な仕組みについて
基本的に外国為替取引は相対取引です。このため、実際に取引を行う者同士が一対一の関係で取引が
行われます。ですので、例えばドル円のレートも提示する側によって様々なレートが提示されます。
とはいっても為替レートを常に確認しながら行われるので極端な違いがでることはまずありません。万一
何らかの原因により為替の価格に影響が出た場合は修正される方向に動きます。
ロイターをはじめとした情報ベンダーが発表する為替レートは複数の銀行から得た気配地が平均化され
て表示されています。このため、実際の取引で実勢とは若干異なるレートが表示されることもあるようです。
株式の場合は東証や大証のような証券取引所が存在します。基本的には証券取引所に取引を集中させ
るのでどの証券会社を通じても同じ取引所で取引されている場合は同じ値段がつきます。
松井証券と楽天証券のいずれで取引しても同じ価格が提示され、その価格に対して注文を入れるわけで
あって、証券会社によって提示される金額が異なるということはありません。
為替レートも株価も需要と供給によって変化します。買い手よりも売り手の方が多ければ価格は下がること
になりますし、反対に買い手が売り手よりも多ければ価格は上昇することになります。
スポンサーサイト
テーマ : FX(外国為替証拠金取引)を始めよう!
ジャンル : 株式・投資・マネー
tag : 外国為替取引
高金利通貨でスワップ狙いのFX取引
ご存知の通り米ドルの金利が大きく低迷したことにより、トルコリラ、南アフリカランドのような高金利通貨
が一時大きく注目を集めました。外債などの広告が毎日のように目に飛び込んできました。
南アフリカは2010年にワールドカップが開催されることもあって、将来的な経済成長が期待されました。
しかし、その反面、テロや内乱などが多発していることから、依然として 地政学リスクが高いです。
このため、常に警戒する必要があります。 基本的にリスクが非常に高いわけですが、不安を抱えたまま
保有するのは正直なところ精神的にあまりよくありません。
ですので、先進国の中で比較的資源も豊富で経済も好調な国の通貨の方が安心して保有できると思い
ます。 こうした点で、豪ドルや、NZドルなどのオセアニア通貨は非常に魅力的だと思います。
実際にランドと豪ドルの利回りを比較してもそれ程大きな差はありません。 南アフリカランドは、リスクを
考えた場合、決して投資対象となるほど利回りが高いとはいえないと思います。
保有していてガクンと下がってしまったら元も子もありません。 根こそぎやられてしまう可能性もあります。
勿論、南アフリカランドのボラティリティ非常に大きいので、スイングトレードには向いていると思います。
テーマ : FX(外国為替証拠金取引)を始めよう!
ジャンル : 株式・投資・マネー
円以外の通貨ペアへ投資する際の注意点
依然として世界的に広がっている金融不安は一向に沈静化する気配がなく、かえって勢い良く拡大し
ています。景気回復に対して過剰に期待することは無意味だと思えてなりません。
そして、実際に楽観論を嘲笑うように連日のように相場は大きく揺れ動いています。 こうした状況下で
は当然のことながらリスクを抑えるためにも分散投資が必要となるわけです。
しかし、FXの場合には全てクロス円でポジションを複数建てたとしても分散投資の効果は残念ながら
限られます。 ですので、分散投資効果を高めるために今回は円以外の通貨ペアへ投資する場合の
注意点について簡単ではございますが、解説させていただきたいと思います。
円以外の通貨ペアについてですが通常ドル円やユーロ円などの円が絡む通貨ペアであれば容易に
理解できても、それ以外の通貨 ペアに関しての計算方法が分からない方も多いと思います。
A/Bをロングする場合であれば証拠金を担保にAを買い、AをBに換える考え方ます。あくまでも分りや
すくするために行なう一つの考えたたであって厳密に言うとちがいます。
ドル円の場合であれば、証拠金を担保にドルを買い、ドルを円に換えると考えるのですが、これは分り
やすいと思います。 そして、ユーロドルの場合であれば、まず証拠金を担保にしてユーロを買います。
そして、ユーロをドルに換えると考えることで理解しやすいでしょう。
こうしたことから利益や損失はドル建てになります。また、多くのFX業者は、それを自動的に円に交換
してくれます。 ですので、証拠金を担保にユーロを買いまして、その後にユーロをドルに換えます。
そして、ドルを円に換えると考えることでより理解が深まります。
ユーロドルの取引をする場合は同じpipsを抜いてもドル円のレートにより、受け取る額が変わります。
次にA/Bをロングするという考えで、証拠金額はA/円と同じで1pipsあたりの損益額はB/円と同じです。
ポンドドルの場合であれば、証拠金額はポンド円と同じで、1pips あたりの損益はドル円と同じです。
テーマ : FX(外国為替証拠金取引)を始めよう!
ジャンル : 株式・投資・マネー
tag : 通貨ペア
FX取引きの短期売買の基本について
FX取引きを始められた当初は安全に資産運用するためにスワップポイントを狙って中長期での運用を
基本としてFX取引きを行っていた方が多いように見受けられます。
しかし、ここ最近では円高が凄まじいため、これまで初心者の方でも比較的利益をあげやすいとされて
いたドル円相場への投資も旨みがなくなり、中長期での運用が難しいとされています。
ですので、数日間程度ポジションを保有する短期売買に移行される方が多いようなのですが、相場の波
に乗るのが難しいので、中々上手い具合には利益があがらないようです。
確かに、投資する上でここまで状況が悪化していることを考えた場合、相場の為替変動に注意した上で
短期売買で為替差益を稼ぐ方が得策かもしれません。
また、乱高下が激しいので、あまりレバレッジを高く設定しない方がよいでしょう。大きな利益をあげたい
気持ちはわかるのですが、状況が状況なだけに注意が必要です。 実際に、金融バブルの崩壊など
色々な問題が張り合うように大きく拡大しているので、一気に暴落する可能性もあります。
1995年には米ドルが一日に30円程度下落したことがあるので、歴史は繰り返すではないですが、全く
ゼロではないのので過剰なレバレッジはやはり厳禁です。
もし、実際に短期売買を行うのであれば、月曜日から買うのは控えるべきです。週末持ち越すのも危険
なのでやめましょう。 まず、火曜日に新しいポジションを建て、金曜日中に全てのポジションを決済します。
テーマ : FX(外国為替証拠金取引)を始めよう!
ジャンル : 株式・投資・マネー
tag : レバレッジ