FXとは >>
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高金利通貨への投資の注意点について
FX取引をはじめ、外貨投資を行う上で、金利が高い国の通貨で運用する方が有利と考えられる方
が多数を占めています。もちろん、こうしたことは真実ですので不定しません。
しかし、FXは金融商品の一つであり、その他の金融商品の多くがそうであるように、FXもゼロサム
ゲーム的要素が非常に強いので、この点に関して十分注意する必要があります。
実際に、南アフリカランドやトルコリラなどの金利が高い通貨の国の経済の特徴としてあげられる
のが、インフレ率が異常に高い点です。ある日突然通貨の価値が低くなる可能性があります。
このため、その国の中央銀行にて政策金利が追加利上げされることによって、外国為替市場では、
価格が大きく上昇したとしても、実際の通貨価値はその分減ることになります。
長期での投資の場合であれば、こうした影響が見えにくいです。
しかし、短期の場合で影響が大きく出たと仮定します。
そして、もしインフレ率が1週間で、20%であれば、翌週には1000円で購入できた物が1200円になって
しまいます。恐らく我慢強い日本人でも暴動がおきると思います。
こうした危険性が全くゼロではありません。財政危機を煽り、デフレを促進する政策を強引に進めら
れれば企業の倒産は拡大し、日本の生産性は縮小され、インフレに反転する可能性があります。
実際に、その国の通貨で、たった一週間でお金の価値が大きく変動しても、他の国の通貨とのバランス
を考えれば、交換レートもそれにともなって減少するので、ゼロサムといえます。
比較にならいと、一笑されるかもしれませんが、1990年に2,313.96%という超インフレにあった南米の
アルゼンチンでは、多くの人が自国通貨以外の外貨を求めて殺到しました。
ちなみに、デフォルトした際は、緊縮財政を強引に進めたためデフレが数年間続きました。
上述したことからも、お分かり頂けるかと思いますが、何でもかんでも金利が高い通貨に投資すれば
よいというわけではなく、投資スタイルに合せて通貨を選ぶ必要があります。
世界中で金融市場が大きく揺れ動いていますので、今後新興国を中心に一気にインフレ化が進む国
がでてくる可能性は十分あります。中長期投資は本当に危険です。
